


株式会社クマガイサポート 関東財務局長(金商)第690号、日本投資顧問業協会012-02231号
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投資顧問契約により助言する有価証券についてのリスクは、以下のとおりです。

【株価変動リスク】
株価の変動により、投資元本を割り込むことがあります。 また、株式発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込んだり、その全額を失うことがあります。
【株式発行者の信用リスク】
市場環境の変化、株式発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により売買に支障を来たし、換金できないリスクがあります。(流動性リスク)。この結果、投資元本を割り込むことがあります。

信用取引や有価証券関連デリバティブ取引においては、委託した証拠金を担保として、証拠金を上回る多額の取引を行うことがありますので、上記の要因により生じた損失の額が証拠金の額を上回る(元本超過損が生じる)ことがあります。
信用取引の対象となっている株式等の発行者又は保証会社等の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、信用取引の対象となっている株式等の価格が変動し、委託証拠金を割り込むこと、又、損失の額が委託証拠金の額を上回ることがあります。
■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■
9月22日の東京株式市場、日経平均株価 -168円の32,402円。
昨晩の米NY株式市場、DOW -370ドルの34,070ドル、NASDAQ総合指数 -245.14ポイントの13,223.98ポイント。
東証プライムの騰落数、値上がり839銘柄、値下がり924銘柄、変わらず73銘柄。
東証プライムの売買代金、3兆8,813億円、売買高は16億873万株。
■□ 主力株の目立った銘柄 □■
【プライム市場の目立った上昇銘柄】
SANKYO(6417):+1,000円の7,573円S高。大幅増配。
日テレHD(9404):+186円の1,561円。ジブリ子会社化。
ビーグリー(3981):+71円の1,162円。「まんが王国」運営。
ネクシィーズ(4346):+58円の836円。売上高上振れ。
【その他の目立った上昇銘柄】
三菱製紙(3864)、Jテック・C(3446)、BEENOS(3328)、エンプラス(6961)、丸三証券(8613)など。
【スタンダード市場の目立った上昇銘柄】
Jエスコム(3779)、木徳神糧(2700)、住石HD(1514)、Eインフィニティ(7692)、内海造船(7018)など。
■□ グロース市場の動きと投資戦略 □■
スタンダード市場TOP20 -2.09の1,029.55
マザーズ指数 +14.09の726.61
【ストップ高となった銘柄(引け値)】
セカンドX(5028)、揚羽(9330)など。
【目立った上昇銘柄】
グラッドC(9561)、INFORICH(9338)、トラストHD(3286)、NexTone(7094)、サンワカンパニー(3187)、NANO MRNA(4571)、サークレイス(5029)など。
【投資戦略】
昨晩の米NY株式市場は続落。
市場では『FRBはFOMCでFF金利の誘導目標を5.25-5.50%で据え置いた。ただタカ派的なスタンスを強め、年内の追加利上げを想定した。これを受けて米10年債利回りが16年ぶり高水準を記録。投資家のリスク選好意欲が減退し金利に敏感な大型株が下落した』と指摘されておりました。
東京株式市場は、昨晩の米NY株式市場が金利引き締め長期化への懸念から続落となったことを嫌気し下落。日経平均株価は-168円の32,402円と続落いたしました。
注目された日銀の金融政策決定会合の結果は「現状維持」と発表されました。日銀はマイナス金利をマイナス0.1%に、長期金利目標をゼロ%程度に、長期金利の変動幅目途をプラスマイナス0.5%程度に、それぞれ維持としました。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)などの銀行株は買われ上昇。
その一方で、商船三井(9104)、日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)など海運株や、三菱商事(8058)、三井物産(8031)、丸紅(8002)など商社株、三菱マテリアル(5711)、住友金属鉱山(5713)、東邦チタニウム(5727)など非鉄金属株などは売り物に押され下落しました。
【テクニカル分析から注目する銘柄】
マエストロでは、材料銘柄を中心に『暴騰銘柄の下落後の反発狙い』『三角保ち合い上放れ銘柄の買い』『下値もみ合い離脱銘柄の買い』『好業績銘柄の買い』とテクニカル重視で見ていきます。
■□ 日経平均株価の動向と予想 □■
日経平均株価終値 -168円の32,402円
TOPIX -7.14の2,376.27ポイント
日経平均株価 中期基調・短期基調はそろって下向き。
サイコロ ○●●●○●○○●●●●「4勝8敗」
日足 下放れ陽線
【市場の声】
『前場は米国の金利引き締め長期化への懸念から米株安となったことが嫌気された。日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え、手掛けにくさも意識された』『日銀が現在の大規模緩和策の維持を決めたと伝わると大型株の一角が買い戻され底堅く推移した』などと指摘されております。
【日経平均株価の予想】
本日の日経平均株価終値は-168円の32,402円と下落し4日続落。
日経平均株価は前場には-417円の32,154円まで下落した場面がありましたが、昼休み時間中に日銀が金融政策決定会合で現状維持を決めたことが伝わり、後場に入って急速に下げ幅を縮小し引けました。
「現状維持」と発表された日銀の金融政策決定会合の結果に対し市場では『大方の予想通りと言える。一部で警戒感があったため、発表直後には反応が出たが限定的。今後の修正への思惑は継続するため、総裁会見に注目したい』と指摘されております。
マエストロでは、一昨日に『ここにきて調整の動きとなっております。明日以降、反発上昇を期待しておりますが、9月15日に記録した33,634円を更新するような幅のある上昇となるか?今日の動きでやや難しくなってきました』と書かせていただきました。
嫌な予感は的中し、その後、21日-452円、本日-168円と更に深く下落。なお昨日の下落の時点で基調は『下向き』に転換しました。
来週前半は、反発の動きが予想されます。その反発の強弱で来週以降の動きを改めて予想する形となります。